【スマートホーム】CANDY HOUSE JAPAN「セサミ スマートロック」レビュー

概要


AlexaやGoogle Homeなどで自宅のカギとかを操作できるデバイスを購入してみました。
購入したのは、「スマートロックSESAME セサミmini」で、クラウドファンディングで本体とWiFiのセットで14,980円購入しました。
購入したのは2018年9月1日ぐらいで、1年ぐらい使い続けたうえでの長期レビューとなります。
単純に書くのがめんどくさかったとかそういうわけでは決してありません。

外箱


箱の大きさはこんな感じでいたってシンプル。
今ではiPhone6sにしましたが、まだ当時はiPhoneSE。
というか画面が汚い。

開封


開封です。黒い奴が鍵側に装着するやつで白色のチロルチョコみたいなやつがWiFiモジュールです。
WiFiモジュールがなくても自宅内でスマートフォンを使えば鍵の操作はできますが、外出先とかAlexaとかを経由する場合は必要になります。
実質必須アイテムですね。


マニュアル類は日本語が付属します。


付属品類。台座の高さ調整用プレートとドライバーと3Mの両面テープ的なものが付いてきます。

準備


3Mの両面テープはこのようにセットします。


WiFiモジュールはUSB給電となっています。
というか、ほぼ標準でいるんだから内蔵にしてくれるのが一番いいんではないかと思いますが…
わざわざコンセント1つつぶしてまでもつけるのが非常にめんどくさい。


電池はCR123Aを使用します。一応2本付属します。
ひと昔はフィルム式の一眼カメラなどでよく使いましたが、ここ最近では珍しいのではないでしょうか。
とはいえ、ヨドバシカメラとかに行けば普通に入手はできます。(ちょっと高い)


電池はこのようにセット。
左にある白い奴は3Mの両面テープの耳部分が収納されています。


続いて、鍵の高さを調整します。


3段階ぐらいねじ止めで高さを変えることが出来ます。
一般的なご家庭のサムターンであればたいてい合うかと思いますが、一部特殊なタイプなどには向かないので注意が必要です。

一応特殊なタイプでもなんとかしてくれる場合があるので参考にしてみてください。


電池の蓋のところに技適のマークがありました。


アプリのセットアップはマニュアルに沿って行けば普通にできますので特に迷うことはないかと思います。


初回のセットアップにはBluetoothが必要です。
また、WiFiモジュールはBluetoothの安定圏内にあることが必要でこれもまためんどくさい要因になります。

取付


あとは、普通に取り付けるだけ。
我が家の安アパートにもちゃんとつきます。
説明書にも書いてありますが、両面テープで止めるためあらかじめきれいにしておくことが必要です。


どうでもいいですが、いきなり貼り付ける前に具合は確かめておきましょう。


と、ちゃんと張り付きました!
あとは、アプリからセットアップと開錠と施錠の場所を記憶させるだけとなります。

アプリ


アプリはこんな感じで使い勝手はまぁ普通?
BluetoothでもWiFi経由でもそうですが、すぐにはつながらずワンテンポ待たされます。

困ったこと・いまいちなとこ

以上使っていて困ったことを書いていきます。

落ちた


使って1週間ぐらいたったころでしょうか。
なんか落ちたお音がしたなーと思ったら、普通に剥がれて落ちてました。
私の掃除の仕方が悪いのかはたまた付属の3Mのシールが下手っていたのかは分かりませんがとにかく落ちてましたw


とりあえず、変えのシールを買ってきて貼りなおしました。
サイズは適当ではみ出していますが、使う上では関係ないので気にしない方向で…
これ以降半年以上たちますが落ちることはありませんでした。

一応耐久テストもされているようなので、おそらく汚れがあったためなのかな…?

バッテリー残量が分からない


実は、バッテリー残量は基本的にいつみても100%になっています。
これはCR123Aというリチウムイオン電池の特性によるものということらしいです。


適当に絵をかいてみました。あくまで適当なので参考までに。
で、何が言いたいかというと、普通の電池は日付経過とともにだんだん出力が弱まってきますがリチウムイン電池は最初から最後までほぼ出力が一定で寿命に近づくとがくっと減るのが特徴です。
なので、最後の最後になるまでバッテリーが無くなっているのかが判定できないためそういう表示になっているそうです。

WiFi接続不可


WiFiを交換した際に当然ながらWiFiモジュールの再設定を行ったんですがこれがなぜかだめ。
何がダメかというと、1日経つと何故かセサミがWiFi経由で応答しなくなる。
それ以降再度WiFiをセットアップをしようとしても赤ランプになったりして非常に不安定。
様子を見てみるとセサミとWiFiモジュールとなのかは分かりませんが、かなり頻繁にLEDが点灯しずーっとアクセスしっぱなしになっている状態。
電池も新品に何度か変えてみましたが、これもダメで翌日には使えなくなってしまう状態となりました。

最終的にはセサミとWiFiモジュールとアプリをすべて初期化して一からセットアップをし直したら元に戻りました。
何が原因だったのかはさっぱり分かりませんが全部リセットで治りました。

自動開錠はいまいち

アプリに自宅の大体の位置を記憶させておけばスマートフォンが圏内に入ると自動で開錠してくれる機能があります。
が、私のスマートフォンのせいなのかは分かりませんがとにかく打率が低い。
10回に1回ぐらいしか自動で開錠してくれないため、結局のところ普通の物理鍵?で毎回鍵を開けています。
まぁ、自動で空いたらラッキーぐらいな感覚ですかね。

音声での開錠はひと手間いる

これは仕方がないのかもしれませんが、Alexaなどで

「xxのカギを開けて」

など言うと一応開錠してくれますが、セキュリティのためパスコード4桁を音声入力で入れる必要があります。
なので、定型アクションなどに施錠はできますが開錠はさせることが出来ません。

施錠位置と開錠位置は現実に沿った形で


何を言っているかというと、当然セサミは施錠と開錠の位置を知らないため教えてあげる必要があります。
説明が難しいんですが、室内側から閉める時と外側から物理鍵で閉めるときの回す範囲が異なるというところ。
すべてのカギがそうなのかは分かりませんが、外から閉める時の回す範囲が狭く鍵をかけたにもかかわらずアプリ上ではロックされた判定になっていないということがありました。

なので、アプリで施錠開錠の位置を記憶させる際は内側からではなく実際に鍵を使って記憶させるのがベストかと思います。

おまけ:締め出し注意

GIZMODOにこんなコラムがありました。
セサミでもオートロック設定は可能なんですが、使用は正直お勧めしません。
締め出しは怖いですからね。

最後に


スマートロックを入れたことにより、鍵が音声操作で操作できるようになりました。
我が家では「ただいま」とか「おやすみ」とかの定型アクションに施錠を入れています。
正直なところ、1万円も出して便利なものなのかと聞かれるとう~ん…というのが正直な感想。
便利と言えば便利ですが、いらないといえばいらないですしね。

個人的にはもうちょっと自宅に近づいた時の自動開錠がうまく機能してくれると買った買いがあるんだけどな~と思っています。
以上皆様の商品選びの参考になればと思います。