【体重計】Withings「Body Cardio」レビュー

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体重計(体組計?)はタニタのを利用していたのですが、いちいちパソコンに体重のデータを映したりする管理がめんどくさくなってきたのでなんでも出来るスマート体重計を買ってみました。
今回買ったのはフランスのメーカーでWithings(ウィジングズ)というところの「Body Cardio」という商品。(2017/10/01追記:現在はWithingsブランドはNokiaに代わっています。)

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厚さがなんと18mmと極薄なのとおフランスなおしゃれなデザインが特徴です。
この薄さなのにさらにWi-FiとBluetoothが内蔵されており、ログをアップロードしWebやスマートフォンのアプリを見ることが出来てしまうのです!!
しかも、iOSであればヘルスケアアプリと連携出来ちゃうしこりゃ便利です!

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おもしろいのが、この体重計の動力源。MicroUSBの充電式タイプなんです。
だいたい一晩フル充電すれば約12ヶ月(1年!)使えるそうです。
すごいなーとおもいましたが、普通の体重計もそれなりに電池は持つのでWi-Fi内蔵だとこんなもんなんでしょうね。
ちなみに、充電しながらの体重測定は出来ませんでした。
けど、1年もつんだし今すぐ体重量りたいといったシーンは早々ないかとおもうのでこの点は大丈夫かとおもいます。

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さて、基本的な計測項目は「BMI指数、体脂肪、体水分率、骨量、筋肉量、心拍・脈波伝播速度」となっており体重の計測精度は100gとなっています。(あとなんかお天気が表示されます。)
計測項目で言えば国内で言うタニタに比べると若干計測項目が少なくなっています。
そういった点で言うと計測項目の差(体内年齢とか基礎代謝とか)はデメリットになるかもしれません。
ちなみに脈波伝播速度とは、心臓の健康状態のことだそうです。詳しくはぐぐってください・・・
あ、あと家族でも利用できるよう最大8人まで自動認識してくれるそうです。

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次にデータの連携ですが、Withingsのヘルスケアアプリ「Withings Health Mate」でログを取得し見ることが出来ます。
計測した体重のデータアップロードについてはWi-FiかBluetooth経由となりますがどっちが優先なのかはちょっと分かりませんでした。
ちなみ、アップロードしたデータの利用については無料となっています。
月額で取られるサービスもある中で無料でWebやアプリからデータ見れるのはうれしいところです。

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最後に欠点をあげて見ます。
・初期セットアップが体重計にしてはやや面倒。(インターネット回線やスマートフォンでいろいろ設定がいる。)
・やっぱ海外製。タニタみたいなスマートな日本語表示を期待してはいけません。
・心拍とか脈波伝播速度を計るためか若干が時間がかかる。(計測開始から終了まで秒ぐらい。)
・前回の数値を見るにはWebかアプリでしか見れない。(計測時に過去8回分の体重グラフは表示されます。ただしWi-Fi接続時のみ。)
・国内メーカーに比べ測定項目が少ない場合がある。
・Wi-FiのMACアドレスはアプリからじゃないと分からない。(Wi-Fiでセキュリティー掛けてるときとか)
・海外製なので過度な日本語表示に期待してはいけません。
・対応Wi-Fiは802.11 b/g/nで2.4Ghzのみ。
と、いくつか欠点を上げてみましたがスマート体重計という観点から見るとそんなにデメリットにならなさそうなのが多い感じになります。
データの管理は勝手にやってくれるため格段に楽になるし、iPhoneで手軽にいろいろ連携して見れるためかなり買ってよかった一品となりました。

*2017/10/01追記:現在はWithingsブランドはNokiaに代わっています。