Withingsより新しい血圧計「BPM Core」の登場

概要


NokiaからWithingsに戻ったヘルス系ウェアラブルデバイスですが、新しい血圧計が2019年春に出るよとお知らせメールが来たので詳しく見てみることに。
買収前から血圧計はあったんですが、動作させるのにスマートホン必須でボタンも電源ボタンのみ(兼ペアリング)と非常にシンプルな構成でした。
また、動力も乾電池でしか動作せず交換もやや面倒であったりしました。

その欠点を克服したのだ今回の「BPM Core」になります。
公式ページから抜粋すると

初となる、接続された血圧モニターは、快適なご自宅でさまざまな心血管疾患を検出し、それらが進行する前に心臓の状態を識別するのをご支援いたします。

BPMコアは正確な血圧と心拍数、および心電図監視とデジタル聴診器をご提供いたします。このご家庭用の機器では、心房細動(AFib)や心臓弁膜症(VHD)などの症状がない可能性がある状態など、深刻な症状のリスクを指摘できるようになりました。

とのことで、公式ページやCES2019での話をいろいろかいつまむと

  • 血圧計に加え心電図計測機能が加わった
  • 聴診器センサーで心音も計測しより心機能の状態を詳細に観察できるようになった
  • BluetoothのみだったのがWi-Fiにも対応した
  • 単体での利用が可能になった(Wi-Fiでクラウドにデータをアップロード)
  • 即時フィードバック用のLEDマトリックス画面がついてるよ
  • 乾電池式から充電池式へ
  • 価格は249.95ドルぐらいらしい
  • なお、大人の事情(医療機器の認証等々)で日本での販売はないよ

とのこと。
なんだよ!日本での販売は今のところないのかよ!!日本語でばっちり公式ページがあるからちょっと期待しちゃうじゃないですが…

なお、前作のBPM+も日本での販売は無かったので今回も期待は出来なさそうですかね。
一応、認証を受けていない医療機器扱いにはなりますが血圧計は「クラスII(管理医療機器)」と言うものに該当するらしいので、個人が利用する目的で輸入するのは問題が無さそうな感じがします。(参考:「医療機器の輸入手続き:日本」)
もっとも、BluetoothとかWi-Fiが技適に通っているのかもありますので日本で使うのはちょっと敷居が高そうです。

最後に

心電図計測機能や聴診器センサーや充電バッテリー式になったためかお値段は249.95ドルと約27000円にもなってしまいますが、Withingsユーザー&ガジェット好きとしては日本で販売してくれればぜひ購入したいところです。
と言うことで、2019年春に販売開始?と言うことで少しだけ楽しみにしていますよ?