【さくらVPS】「このブログのサーバーを更改する」KusanagiにphpMyAdminを入れてみる #4

概要

KusanagiにMySQLとかMariaDBとかをWeb上から操作できるようになる「phpMyAdmin」を導入してみました。
これがあると見た目もわかりやすいしだいぶ楽ですよね。
なお、実操作は環境や好みによって適時変更してください。

環境

OS Kusanagi(CentOS7)
Webサーバー Nginx
DB MariaDB
PHP バージョン7

phpMyAdminの導入

phpMyAdminのダウンロード

まずはphpMyAdminをtmpにでもダウンロードします。
執筆時点でのバージョンは4.8.3でした。
ダウンロードは「ここから」することができます。

phpMyAdminを解凍

ダウンロードしてきたZIPファイルをunzipコマンドで解凍します。

フォルダ名の変更

フォルダ名が長ったらしいのでそれっぽい名前に変更します。
パーミッションも一応777にしておく。(不要と言えば不要)

phpMyAdminを配置

Nginxの設定

このままだとアクセスができないのでNginxの設定ファイルをいじります。
Kusanagiの場合、「/etc/nginx/conf.d」配下に「[PROFILE]_http.conf」と言うファイルがあるはずなのでそれを編集します。
心配な人は事前にバックアップを取っておこう。

設定ファイルを開く

追加項目

phpMyAdminの配置先を変えている人は2か所あるのでそこを変更しておこう。
今回は制限を加えていませんが、必要に応じて加えてください。

追加箇所

上記追加項目を「/etc/nginx/conf.d/HOGE_http.conf」に追加します。
追加する箇所は「location ~ [^/]\.php(/|$)」と書かれた箇所が2か所あるので2か所目の前に入れておきます。
追加後、viエディタを保存しましょう。

Nginxの再起動

Nginxを再起動します。
何も文句を言われなければとりあえず構文はあっていると思います。

動作確認


「http://xxx.xxx.xxx.xxx/phpMyAdmin/」へアクセスしてみましょう。
うまくいっていれば、phpMyAdminのログイン画面が見えるはずです。

常時SSL化している場合…

ちなみに、常時SSLでrewriteなりreturnなりをconfファイルの先頭のほうでかけている場合、うまくいかず普通にWordpressが表示されてしまいました。
各順番か書き方に問題があると思うのですが、そこまで調べてないです。(中途半端)

結局は作ったプロビジョニングのドキュメントルート配下にphpMyAdminフォルダをぶっこむのがConfもいじらずに楽でいいんですけどね…