【Otonami】職人の街で銀の匠に教わる純銀製バングル作り

非日常体験


インスタを見ていて広告が流れてきたんですが、「職人の街で銀の匠に教わる純銀製バングル作り −江戸時代から受け継がれる伝統技を体感−」というのにひかれて実際に体験してきました。
お値段は材料費込みで13,200円なので、良心的といえば良心的なんでしょうか。
デフォルトだと3㎜なのですが、自分は4㎜の棒状タイプに変更しています。
棒状以外にも板状とかもオプションで選ぶことができます。

体験の特徴

体験の特徴

・江戸時代から12代続く「銀師」一家の工房に弟子入りするかのような贅沢な時間。職人道具を使って手仕事を体験。
・腕に気持ちよくなじむ純銀を99.9%使ったバングル作りを、東京銀器の現役江戸銀師職人が直接指導。
・ものづくりだけでなく、銀器の歴史や地域の文化、作品についてのお話を聞き、銀師の魅力に触れます。

といった感じで、説明からちょっとした体験まで味わえます。
シルバーアクセサリーだとスターリングシルバーというのが有名かと思いますが、純度92.5%とちがい99.9%というのが特徴なようです。

流れ

体験コースとしては約2時間の行程となります。

まずは説明


職人町の説明とか道具の使い方とかざーっと説明してもらいました。
手前に写っているのが、未加工の材料。
長方形の台の上においてその上の小さい金づちでたたく感じです。

刻印を考えておく


Otonamiのホームページでは刻印ができますとはあるもののどのような種類があるのかがわかりませんでした。
種類としては以下のようなのがあるようです。

  • 数字0~9
  • 英語A~Z/a~z
  • 記号


サンプルには大文字と小文字ばらばらでしたがちゃんと両方ある感じでした。

とりあえずたたく


とりあえず、金づちの凸部分っぽいところでこんこんたたきます。
回しながらまんべんなくといった感じ。たたくと金属内部の結晶構造に変化が起こり、その結果純銀がが硬く、丈夫になるそうです。
また、たたいたところは当然へこむのでそれによりキラキラ度合いが増す感じになります。

反対側でもたたく

つづけて、金づちの反対側でもたたきます。
反対側はーみたいな感じになっていていわゆるデザインを付与することができます。
ここら辺はセンスですね。

端っこをつぶす


続けて、左右の端っこをつぶすようにしていきます。
前の行程はある意味適当にたたいてれば何とかなるんですが、これは結構難しかったです。
力入れるのもそうですが、どうしても外れてしまうところもありなかなか広がらなかったです。

少し焼く

4㎜限定ですが、バーナーで加熱して加工のために少し柔らかくするそうです。

刻印&曲げ


先ほど平らにしたところに事前に決めた刻印と純銀と書かれた刻印を入れていきます。
なお、

  • 平らをもっとちゃんとする
  • 刻印
  • 削って滑らかに

といったところは、説明してくれた職人さんがやってくれるので安心です。
刻印だけは職人さんに支えてもらい、自分でたたく感じでした。
当たり前なんですが、職人さんだと平らに伸ばすのやっぱ早かったです。

ちなみに、写真の部分に「純銀」と書いているらしいですが小さすぎて見えませんでした…

磨く


くすんだままなので、磨きます。

出来上がり


出来上がりです!
鎚目打ちと言うんですかね。結構キラキラしていい感じです。

最後に

2時間なので結構かかる感じと思いきや、体感あっという間でした。
デザインは、自分のたたき具合なので唯一無二といった感じがしてすごくよかったです。
刻印が当日までどんな感じなのかがよくわからなかったのがあれでしたが、モノ的にはよかったです。

バングル以外でもいろいろな体験をすることが出来るようで、また機会があれば参加してみたいと思いました。