【さくらVPS】「このブログのサーバーを更改する」一部コンテンツのデータを移行してみる #5

概要

とりあえず、一時的にレンタルして構築したKusanagiサーバーにテストを兼ねて公開用でない個人的なWebページのデータを移行してみました。
移行するものは個人的なメモ帳で使っているフォーラムでphpBBで動いています。
今回からはWordpressにbbPressプラグインを入れてフォーラムとして動かしていく予定です。

環境的なもの

現行サーバー:いまのやつ
一時サーバー:新たにレンタルしたテスト用
移行したいデータ:phpBBで動かしているフォーラム
移行先のデータ:WordpressにbbPressプラグインを入れフォーラムとして動かす

ちなみに、一時サーバー側に構築したBBPressは新規でちまちま作ったのでここでは詳細は割愛します。
なお、実際のデータはメモ帳でしかないので中身のデータは移行しません。
大事そうなスレッドだけは少しあるので手でコピペをしました。
というか、phpBBからbbPressに移行するツールとかあるんですかね?

ゾーンの編集

考え方

もともとは「https://fiveworks.jp/hogehoge」で動かしていましたが、ドメインのゾーンを編集し「https://hogehoge.fiveworks.jp/」にアクセスがあった場合は一時サーバーに飛ばすように設定を変えていきます。
つまり、サブドメインである「hogehoge」だけを別サーバーに飛ぶように「fiveworks.jp」へ追加するわけですね。

ドメインメニュー


まずは、さくらインターネットのドメインメニューにアクセスします。
そこで現行のドメイン「fiveworks.jp」を選択し「変更」をぽちっと押します。

サブドメインを別サーバーに飛ばす


既に登録してしまった後(一番最後のエントリ)ですが、下記のように設定をしていきます。
DNSチェックはお好みでどうぞ。サーバーがなかったりとか矛盾があると教えてくれます。

  • エントリ名:hogehoge
  • 種別:IPアドレス(A)
  • 値:IPアドレス
  • DNSのチェック:する

ちなみに、同じサーバー内でサブドメインをつける場合は「種別」が「別名(CHANE)」になります。
その場合の「値」は「@」となります。

間違いがないことを確認したら「新規登録」を押します。
これで反映された!と油断してはなりません。

データ送信


最終確認をして問題が無ければ左側にある「データ送信」をぽちっと押します。
これで本当に完了です。
しかるべきタイミングで情報が世界中に飛んでいきます。
個人的にはDNSゾーン編集が一番ドキドキする作業(吐血)。

まじわーるどわいど。

で、キャッシュ(伝播?浸透?)されたの?

実際に目に見えないものを確認するのは大変なものです。
まぁ、正直なところURLをにアクセスしてみるのがいいんですけどね。
ここでは、そういったことを解消する便利なサイトがあったので紹介してみます。

DNS Propagation Checker

世界的に見てどのくらいDNSキャッシュ状況がされているかわかるサイトが「DNS Propagation Checker」というサイト。

使い方は?


使い方は簡単でチェックしたいドメインとDNSレコードの種類を選択して「Search」を押すだけ。
簡単です。

チェック結果


こんな感じで各地のDNSサーバーのキャッシュ状況が世界地図と共にわかるようになっています。
されていない場合は赤くバツ印がつきます。とりあえず、全部緑チェック印になってればOK。

あとはプロビジョニングするだけ

別に最初に作ってもいいんですが、ゾーンを編集してDNSにキャッシュされる間にKusanagiにてプロビジョニングをしておきましょう。
詳細は割愛しますが、最初の設定で

「Webサイトで使用するホスト名(FQDN)を入力してください。 例) kusanagi.tokyo」
→hogehoge.fiveworks.jp

と入れるだけですかね。
設定している間におそらくサブドメインでアクセスするとWordpressの設定画面が見えると思います。
もし、上記のチェッカーで問題なく、プロビジョニングも問題ないのにもかかわらずサイトが表示されない場合はゾーン編集に問題があることになります。
見直しましょう。