概要
さて、実際にどうやって移行するかはさておき、どの道データは一度エクスポートしてからインポートするしか他ありませんので一度実際に試してみます。
やり方
WordPressでの簡単バックアップと言えば「All-inOne WP Migration」が有名。
一部制約はありますが、基本無料で使用することが出来ます。
制約とは?
バックアップファイルの容量が512MBを超えると有料バージョンでしかインポートすることが出来ません。
つまり、元に戻せないのです!
もし、512MBを超えていた場合は69ドル(7,700円ほど)の課金が必要になります。
一応課金をしない手もあるといえばあるのでそこら辺は財布と自身の腕と相談することになります。
腕に自信が無い方は素直に課金しましょう。いらないトラブルを一つでも減らすのが大事です。
回避方法その1
そもそも、データが大きすぎるのがいけないんですよ。
減らしましょう。ダイエットです。
まず、Wordpressで一番容量を消費する画像系アイテムのエクスポートをやめましょう。
これだけでたいていのコンテンツは移動できるはずです。
あと、この際なので使ってないプラグインとかは整理しておくのがいいと思います。
トラブルのもとになるんで。
あとは移行元にあるDocumentRoot配下にある「wp-content/uploads」をすべてそっくり移し替えるだけ。
簡単でしょ?
回避方法その2
ぐふふ。所詮プラグインと言ってもただのプログラムよ。
とあるところに容量を計算してもし512MBを超えていたら…と言う風に書かれているところがあるので…
まぁ、犯罪かどうかわかりませんがぶっちゃけ犯罪です。やめましょう。
楽をするために誰かが作ってくれているのです。お布施も大事ですよ?
いきなり最後
で、今回はCentOS6からKusanagi(CentOS7)にAll-in-One WP Migrationを使用しバックアップからのインポートでの移行リハーサルをしてみたわけです。
そこで、実際にやってみないとわからなかった点が判明しました。
- 追加したテーマがバックアップされていないのかインポートされていないのかはわかりませんが元に戻らない。
- 前はApacheからNginxにしたため所有者権限がなくプラグインが動作しなかったりする。
もちろん削除や更新も不可。 - WordPressからメールが送れない。
Gmailとかには送信ができたのでさくらのメールボックスに送る場合は知ってる初期ドメインじゃないと後れないっポイ。
テーマとかはぶっちゃけ後で再インストールすればなんとでもなるんですが、ApacheからNginxに変わったことで管理者権限も変えなければいけないんだなーとよくよく考えれば当たり前のことなのですが気づきました。
所有者は「apache.apache」から「httpd.www」か「kusanagi.kusanagi」あたりにしてあげるのが良いのかな。
そこら辺の権限とかは一回新規でプラグインを入れるとパーミッションやら権限が分かるのでそれを参考にしてみればいいと思うよ。
でもまぁ、実際にやらないとわからないもんですね。やってみてよかったリハーサル。
uploadsフォルダはどうしましょうかね。そこまでめんどくさくはないのでtarなりで固めておいて移行しようかな。
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