【カメラ】Brinno「Brinno duo」レビュー

概要


自宅のインターホンにカメラがないためピンポーンしたときに誰なのかがわからないときがあるためノゾキアナにつけるタイプのカメラを買ってみました。
Brinnoというところの「Brinno duo」という製品です。
購入自体はIndiegogoで129ドルにて購入(出資)したものになります。
執筆時のレートで約14,000円ぐらいになります。
細かいサイズとかは公式ページ見てください。

製品自体の特長ですが、下記の特徴があります。

  • 内蔵のノッキングセンサーと外付けのモーションセンサーで感知し、静止画を8枚自動撮影
  • カメラ本体、モーションセンサー共に電池式なので、配線は一切不要
  • 帰宅後、本体ですぐに留守中の来訪者の画像を確認可能
  • 振動感知のレベルを自由に調整可能
  • 感知時に外の様子をディスプレイに表示可能(表示しない設定も可能)
  • 既存のドアスコープを外して取付けるだけ。一人でも簡単に取り付け可能
  • モーションセンサーは最大6台までペアリング可能
  • モーションセンサーのバッテリー寿命は約2万8000回まで起動可能
  • 本体のバッテリーは1800回程度の起動が可能
    訪問者数によるが最大6か月ぐらい持つとのこと

外装


発想自体はDHLで日本では佐川さんが持ってきてくれました。
さて、外装を見ていきましょう。箱自体はプチプチに包まれていました。


プチプチから出すとこんな感じ。
本体と思わしき箱と謎の小箱が入っていました。


横面。この絵だけで大体のイメージが分かると思います。


裏面。本体のディスプレイを見てもよし、スマートホンのアプリからも見ることができます。
もちろん外出時でもカメラを見ることができます。
あと、注目なのが日本の技適マークが入っているところですかね。安心して使えます。


横面その2。技適がある為かちゃんと日本語での説明が書いてあります。

開封


早速開封です。本体の箱を開けると大きいのと小さい箱が入っていました。


大きい上の箱には本体と小さい下の箱にはモーションセンサーが入っていました。


まずは本体。iPhoneSEより2回りほど大きい感じのサイズ。


付属品。microSDや乾電池などいたれりつくせりのセット内容。


続けてモーションセンサー側の箱。
黒い四角い切手みたいなのが通信?部分。
本体に取り付けます。


モーションセンサー。紙が挟まってました。
日本ではなじみはありませんがドアノッカーとしても使えます。


最後に茶色箱にはmicroUSBケーブルが入っていました。
本体を乾電池なしで使う場合に使うのでしょうか?
本体にも刺すところはありますが、詳しい使い方がマニュアルに書いていないのでちょっと謎です。

セットアップ

本体


セットアップをしてきます。
まず、本体に乾電池を入れていきます。
本体を裏返すとレンズ等がお目見え。こんな風になっています。


説明書。一応日本語もありますが、基本は絵が中心。
一通り見ればなんとなくわかるはずです。


上にモーションセンサーの通信チップを刺し下に単3電池4本を入れます。


本体側面にmicroSDを入れるところがあるので付属のSDカードを入れます。


反対側にスイッチがあるので試しにオンにしてみます。


レンズを装着していないのですごくぼやけていますがちゃんと写るようです。


レンズ。金色をしていてそこそこ大きいです。


金色の部分は直径約3㎝ちょっとありました。
そこそこの存在感なので目立つといえば目立つ。


試しにレンズをつけてみました。結構はっきり見えますね。
インターホンの画像としては十分です。

Wi-Fi

Wi-Fiのセットアップにはアプリを使います。
Android・iPhoneともにアプリがあるのでダウンロードしてきます。


アプリに本体のシリアルやWiFiの接続情報を入力したら本体をこのように配置します。
するとスマホの画面が赤・青と点滅しそれをBrinno duoが読み込みWiFiをセットアップします。
こういう点滅通信でセットアップするのは初めてですね。

詳しくは公式の動画を見るとわかりやすいです。

ちなみに、この方法ですがなかなかうまくいかず苦戦しました。
他にこれ以外のやり方がないため何が何ででもやらなきゃいけないんですが、何回か根気よくやった後WiFiのセットアップができるようになりました。

ドアへの取り付け

あとは、ドアに取り付けるだけ。
取り付け時の画像は撮っていないので公式の動画を見てください。(適当)
基本的に今ついているドアスコープを付属の工具でぐりぐり外してぐりぐりつけるだけです。

なお、本体の取り付けですが、当たり前ですが事前に取り付けが可能かよく確認しましょう。
ドアの厚み、ドアスコープの径など確認が必要です。
これをしくると取り付けができません。

実際に使ってみて


さすがに画像は上げられませんが、動体センサーが感知するとキャプチャ画像を連続8枚撮影してくれます。
撮影された写真のタイムスタンプを見る限りだと時分秒は変化していないので1秒間に8枚撮影しているようです。
ちなみに、検知後メールでお知らせをしてくれてメールではそのうちの3枚が添付されて送られてきました。
つまり、センサーで反応があったら動画ではなく静止画が撮影されることになります。

また、ドアの横を通り過ぎる場合だと歩くスピードにほとんどついていけないのかまともな撮影画像(人があまりはっきり写らない)が出来上がります。
設置したドアに向かってくる人を撮影するのであれば問題はありません。
人の顔も表現は難しいですが認識できる程度には映っています。

あと1点注意なのが画像はMicroSDに保管されますが何故か上書き保存には対応していません。
つまり、メモリがいっぱいになると画像が保存されないということです。

最後に


モーションセンサーやドアノック時の振動等で起動させることができ、アプリでメールアドレスを入れておけばキャプチャ画像と共にメールでお知らせしてくれるのは便利だと思いました。
ただ、ピンポーンが鳴った時に「スマホを探してアプリを立ち上げ画面を見る」という時間が結構めんどくさいんじゃないかとちょっと思いました。
ここら辺はディスプレイ付きインターホンには敵わないところでしょうか。

アプリに関してもピンポンを検知したらプッシュ通知でアプリを呼び出すぐらいできれば完璧だったと思います。
あるいは、ブラウザかWindowsアプリで見れればその手間を少し省けたかなと思います。
今のところ考えているのが使わなくなったスマホをインターホンのそばにアプリを立ち上げた状態で置いておこうかなと検討しています。
それか専用のワイヤレスディスプレイが有ればよかったんですけどねー。
あとどうでもいいですが、ドアノックの機能や振動で起動は完全に日本では使わない機能ですね。

上記で上げた欠点や保存した画像の上書き削除に対応していないなど今一歩のところはあるので正直1万越えの製品を導入できるかどうかはよく考える必要があるかと思います。
とは言え、動きがあったらメールで通知してくれたり外出先からでもアプリ経由でカメラ映像を見れたり便利と言えば便利なのでカメラ付きインターホンが無く、カメラを工事無しで気軽に導入してみたい人には一考の製品かと思います。

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