【果物】山梨県産「サマーエンジェル」レビュー


すもものおいしい季節となってきたためスーパーで購入してみました。
今回は山梨県特産の「サマーエンジェル」という種類を買ってみました。
お値段は4つで498円でした。
「サマーエンジェル」とはどのような種類なのか品種登録データベースにて調べてみました。

登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「ソルダム」に「ケルシー」を交配して育成されたものであり、果形が円、果実の大きさが大、果皮は紅色に全面着色し、果肉色が黄の育成地(山梨県山梨市)では7月下旬に成熟する中生種である。樹姿はやや直立、樹の大きさは大、樹勢は強である。枝梢の太さ及び節間長は中、色は黄褐、花芽の先端の形は鈍~鋭である。葉身の形は長楕円、葉の大きさは中、成葉の色は緑、葉柄の色は紅、蜜腺の形は球腎である。花形は一重、花の大きさはかなり大、花弁の形は短楕円、大きさは中、色は白、花粉の多少は中、がく筒の形は鐘、がくの色は緑、花柄の長さは中である。果形は円、果頂部の形は平、空洞は無、梗あの深さは深、広さは広、赤道部の縫合線の深さは中、梗あ部の縫合線の深さはやや浅、果実の大きさは大、果皮の地色は黄、着色は紅、濃さは中、形は全面、果粉の多少は中である。果肉の色は黄、変色はやや早、硬さは中、繊維の多少は少、粗密は密、果汁の多少及び甘味は多、酸味は中、渋味及び苦味は無、香気はかなり少である。核の形は楕円、大きさは中、核と果肉の粘離は粘、色は黄褐~褐、紋様は網状である。開花期は早、成熟期は中で育成地においては7月下旬である。自家結実性は無、果実の着色の難易は易、生理落果の多少及び裂果は無である。「ソルダム」と比較して、果皮の地色及び果肉の色が黄であること等で、「貴陽」と比較して、葉身の形が長楕円であること、果肉の色が黄であること等で区別性が認められる。
この品種は、平成3年に山梨県果樹試験場(山梨市)において、「ソルダム」に「ケルシー」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。

とのこと。なるほど。よくわからん。


今回は試しに1個真っ二つにしてみました。
品種登録データベースにあるような色をしていますね。(たぶん)
なお、桃のように中心に種があるのでお気を付けを。


詳しい説明はさておき、早速食べてみます。
すももの食べ方なのですが、皮自体はそのまま食べることができます。
が、酸味があったり口当たりが悪くなるのが嫌な人は皮を剥いてみるのがよいかと思います。
個人的には果実の甘みと皮の酸味がミックスするのが好きなのでそのままがぶりと行ってみます。
ちなみに、皮にはポリフェノールが入っているそうです。
また、表面にうっすら白い粉がつくブルームとう現象が起こることがありますが、これは水分の蒸発を防ぐ役割があるので気にせず食べましょう。(気になるなら洗って落とせばよい)


かぶりついてみるととっても甘くてみずみずしい!
また、皮の酸味がほんのり最後に来てたまりませんなー。
とにかくみずみずしく、かぶりつくたびに果汁が零れ落ちるほど。
同じバラ科のモモとはだいぶ違ったおいしさを楽しめます。
なお、果汁がそれなりに出るため多少深めのお皿を用意するといいでしょう。

最後になりますがすもも自体は7月~8月が旬ですので是非この機会にご堪能ください。