刃物事件が起きたらどうするか
川崎や埼玉で立て続けに刃物関係の死傷事件が起きてしまいましたが、このような事件に巻き込まれた時どのようにしたらよいか考えてみました。
まず、日本の場合であれば銃器関係の入手性は極めて悪いので基本的に刃物系が対象になりやすいのでしょう。
どうでもいいですが、日本で比較的簡単に入手できる飛び道具と言ったら弓とかアーチェリーとかそういったものでしょうか。
アメリカでは
アメリカではご存じのとおり銃社会であり、銃乱射事件のほうが目立つような気がします。
銃だろうと刃物だろうと事件が起きた時の対処はあまり変わりはないのでアメリカで紹介されている対処法を紹介してみたいともいます。
公式ガイドブックがある
アメリカの国土安全保障省が一般市民のために「Active Shooter : How to Respond」(銃乱射事件 : いかに対処すべきか)というガイドブックを公開しています。
もちろん英語なんであれなんですが、簡単に言うと
- Run
- Hide
- Fight
- 911
です。
逃げろ・隠れろ・戦え・911(日本だと110番通報)
逃げろ・避難しろ
まず、事件が起きたら逃げるのが得策。
中国警察でもYoutube上で刃物を持った人への対処法で紹介していますがまず逃げるのがいいです。
また、ガイドブックではこのように書かれています。
- 逃げ道の確保とプランをイメージしよう
- 他の人が逃げるのを同意するしないにかかわらず避難しよう
- 出来れば荷物や所持品は置いていこう
- 可能であれば他の人が逃げるのを助けよう
- 事件現場に誰かが立ち入ろうとしたら止めよう
- 手は見える位置に出しておこう
- 警察官がいたら指示に従おう
- 負傷者を移動させようとしない
- 安全だと思われたら通報しよう
隠れろ
もし、上記で逃げることが出来なければ隠れましょう。
犯人の視界の外で侵入しずらい場所を探し、可能であればドアをロックしバリケードを築きましょう。
その場合、次のプランも考慮すべきで袋小路てきな場所は避けるのが適切です。
とは言ったものの緊急時にはほかに選択肢が無いかもしれませんのでそこは判断が必要です。
戦え
いきなり難易度がぐんと上がりましたが、もし逃げることも隠れることもできなければ最後は戦うしかありません。
相手が一人であれば、周りの人と協力するのがベストです。
とりあえず、そこら辺にあるものを何でもよいので投げて威嚇しその隙に110番通報するのが良いでしょう。
とは言ったものの、こういった極限状態でどこまで行動できるのかとかは正直現場に立ち会わないとわからないですよね。
(周りの人も同じで協力してくれるかわからないですし)
現実的には
現実的にできそうなのは
- 逃げろ
- 隠れろ
ですかね。
日本の場合だと、上記の件だと通り魔なのでいきなり刺されるのが想定されるケースです。
正直、刺されるのって銃で撃たれるよりダメージがなんとなく大きそうな気がするのは気のせいでしょうか…
どうでもいいですが、統計データ上で銃で撃たれた場合の死ぬ確率はアメリカ安全性評議会曰く
約514,000分の1
だそうです。もちろん、事件・事故・意図的・たまたま等々さまざまなシュチュエーションが含まれた上での確立だそうです。
またテキサス州ベア郡の元検死局長のVincent J.M. DiMaio博士によると銃で撃たれた人の生存率は意外と高いそうです。
人の場合、心臓や脳と言ったクリティカルな部分に直接ダメージを受けなければ(受けた場合の生存率は9%)
生存率は80~95%
はあるだろうとのことです。
なので、銃に関して言えば運にはなりますが体の80%は撃たれても致命的にはならないだろうということらしいです。
護身用具の所持はどうなのか
このような事件を見ると、護身用具の所持が思い当ります。
絶対ではありませんが、相当な理由がない限り軽犯罪法等になります。
こういう事件に備えての所持は「正当な理由」にはならないのでやめておきましょう。
あと、いざ使うとなったとしても日ごろの訓練が必要ですしね。
どうでもいいですが、アメリカでも護身用で銃を携帯している人はいます。
そういう人であっても、銃乱射事件に遭遇した場合は自身の所持している銃は使うことが出来なかったと語っています。
その理由は
- 犯人がどこにいるかわからない
- 警官に撃たれそう
とのことだそうです。まぁ、警察官による誤射を考えると怖いですよね。
日本の場合でも同じで下手に立派な武器を持っていると撃たれるかもしれません。
最後に
このような事件を考えると、やっぱり引きこもりは最高と言う結論になるのかもしれません。
どうしても人が多いところに出かける場合は常に避難計画をイメージするのが役に立つでしょう。
そして、何より事件が起きたら
逃げろ・隠れろ
です。その時、周りにいる人は?知り合いがいたら?家族がいたら?とかいろいろ選択肢は出てくるかもしれませんがあまり英雄ぶる必要はないかと思います。
自分の命大事です。(批判はあるかもしれませんが)
まず、何事もそうですが自身の安全を確保したうえで次の行動に出ましょう。
日々くだらないことを追い求め、黒歴史をまとめておくための自由なブログ。
あんまり役立つことは書きませんが主に日記・ゲームや買ったものについての記事を気まぐれで好き勝手書いています。