お金持ちになるにはどうしたらいいのか考えてみた – その2

お金持ちになるにはの続編


まさか、また書くとは思っていなかった「お金持ちになるにはどうしたらいいのか考えてみた」の続きです。
前回は、気づきの部分を書いてみましたが今回は実際のお金の増やし方について書いていきたいと思います。

注意点
初めに言っておきますがあくまで私なりの考え方です。
必ずしも成功する(お金が増える)わけではないので注意してください。
また、やっていくことは10年単位での長期投資が基本となります。

お金持ちになるにはどうしたらいいのか考えてみた – その1

まずは証券口座を開こう

これが無いと始まりません。まずは証券会社に口座を持つことから始めます。
お勧めはネット系の証券会社です。代表的なのは下記のネット証券会社がお勧めでしょうか。
なお、店舗型は基本的に質の悪い商品を売りつけられるのでやめておきましょう。

基本的にデイトレードと言ったような頻繁な取引は行わない予定なのでどこを選んでもよいかと思います。
手数料が安いとか使いやすさとか取り扱い商品数の多さとかで選べばいいかと思います。
ちなみに、ネット証券の最大手はSBI証券になります。
私は3つとも持っていますが、主に使っているのはSBI証券になります。

あと、各証券会社には関連した銀行もある場合があります。
SBI証券なら住信SBI銀行とか楽天証券なら楽天銀行とかになります。
同時に銀行口座も持っておくことも強くお勧めします。
資金の移動とか銀行の特典とかが受けられますんで。
マネックス証券は…あるんですかね?あまり調べてないし使ってもいないのでそこはすみません。

NISAについて

証券口座を持ってメインとなるネット証券を決めて商品を選んだらNISAも検討してみるのもいいかもしれません。
非課税措置を受けられますからね。ただ、開設するタイミングは注意しましょう。
1年間の枠が決められているので手元が無いと無駄になります。

何を買うべきか

絶対に減ってほしくない安全資産と増減するかもしれないリスク資産に分けられます。
この2つ安全とリスク資産ですがどのように比率を分けるかはちょっと難しくあります。
絶対的な数字はないため、3か月分の生活費は残しておくといったルールで初めて見てもいいのかもしれません。

安全資産として

「絶対に損をしたくない」と言うための安全資産。それは下記2つになります。
どちらかを選んでおきましょう。

定期預金についてはほぼ解説は不要かと思います。
どちらも元本は保証されますが、銀行の定期預金については1,000万円までが預金保護の対象になることを覚えておいてください。
国債も日本が無くなれば帰ってきませんが、そうなったらお金の心配をしてもしょうがないと思うので…ね?

個人向け国債については10年にしておきましょう。
最低金利保証(0.05%)がありますし、もしかしたら半年ごとの見直しで金利がアップするかもしれません。
なお、昔だと国債は中途換金すると元本割れをしましたが、今は1年分の金利をペナルティーとして支払えば元本割れはしなくなりました。
定期預金にせよ金利に関してはネット銀行にすればさらにアップする場合もあるのでそこら辺を加味して決めてもらえればいいと思います。

リスク資産として

上記の安全資産の金利はよくて0.1%~0.05%と非常に少なくなります。
仮に0.1%としても100万円が1,000円にしかなりませんのお金を増やしているとは言えません。
そこで、「減るかもしれないし増えるかもしれないリスク」がある運用資産の紹介です。

  • 投資信託

これだけ買ってあとはほったらかしにしておけばOK。
一度に買うにしてもあとは定期買付をしておけば問題ありません。

どの投資信託を選べばいいのか

投資信託を選ぶ際のポイントです。

  • インデックスファンドにする
  • 毎月分配型は絶対にダメ
  • 購入手数料が無いものつまりノーロード投資信託を選ぶ
  • ランニングコストは0.1%と安いものを選ぶ
  • 日本・海外を半分半分買っておく

ぐらいでしょうか。インデックスファンドでイニシャルコストが無料でランニングコストが安いものを日本と海外の2つ選んで各50%の比率で持っておけばいいだけです。
インデックスファンドの逆にアクティブファンドと言うプロが銘柄を選んで運用するのもありますが、手数料が高い割にアクティブファンドの平均がインデックスファンドに勝つことは無いと言われるぐらい意味がないです。
なお、比率についても絶対50%と言うわけではなく、とりあえず初めは半分ずつでという特に強いこだわりが無い数字です。

投資信託の中でも上場投資信託いわゆるETF(Exchange Traded Fund)と呼ばれるものがありますが基本は投資信託と一緒です。
投資信託のほうが100円以上1円単位で買えるのに対しETFは1株単位でしか買えないところでしょか。
資金力で選べばいいと思います。

おすすめ?具体的には?

  1. ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
  2. SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
  3. 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
  4. 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  5. 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

でしょうか。(リンク先は全てSBI証券のページです)
①は日本の日経平均に連動したインデックスファンド。
②と③は米国のS&P500に連動したインデックスファンドになります。
④は日本を除く主要先進国の株式に投資するインデックスファンド。
⑤は全世界の株式に投資するインデックスファンドになります。

別にニッセイとか三菱UFJ以外でもよくて先ほどの条件を満たしていればなんでもいいわけです。
いろいろ調べて類似したようなのを買えばいいと思うよ。
日本にあんまり魅力が無いなーと思うのであればeMAXISの全世界1本でもいいわけです。
アメリカ1本で行きたいと思うのであればS&P500を選べばいいのです。
要するに自分の中でどちらが安心して投資を続けられそうかという点も考慮してみるとよいと思います。

ちなみに私は

  • SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
  • ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド

上記2つの投資信託を半分比率で保有しています。
金額にすると約200万円ほど積立で購入しています。
あとは定期預金をソニー銀行で定期積立しています。約400万円ぐらいですかね?
大体0.15%の金利なんで生活防衛費代わりにしています。

出費は抑えてその分を投資に回そう

その1でも言ったかもしれませんが、無駄な出費は抑えて運用に回しましょう。
いろいろな無駄はあるかもしれませんが下記の無駄は特にやめましょう。

  1. 医療・生命・年金と言った保険
  2. 住宅ローン

保険に関しては原価が約半分と言われています。
その半分は広告費や従業員の給料や保険詐欺に対する保険等々に割り当てられます。
複雑な割に内訳を教えてくれない保険はまさに無駄です。
医療保険にしても高額療養費制度を使うと、会社員であればたいていの人は1ヵ月あたりの医療費は8万円強で済むようになっています。(会社員の場合だけど)
彼らも、営利目的なので理解はできますが入るだけそんなのでその分投資に回しておきましょう。

また、家を購入するための住宅ローンについても同様に無駄な物です。
これから人口がどんどん減少していく中で本当にその価値があるのかを見極める必要があります。
マンションなんかは土地の所有権なんてほとんどないですしね。
よく、「自分のものになるんだからいいじゃん」と言う考え方もありますが自分が着るものだからと言って100均で売ってる下着を1万円で買ったりしませんよね?
金利とはそういうものです。
もし、住宅を買う場合は投資を行わずローンを極力早く返すことを考えたほうがいいです。

最後に

いかがだったでしょうか?投資と言っても2種類の投資信託を買うだけです。
買ったらあとはほっておいて定期的に買付を続けていくだけ。
売却するタイミングですが真にお金が必要になった時に必要なだけ躊躇なく売却しましょう。

これだけで平均的に年間5%ぐらいはプラスになると思います。
5%ぐらいでは大金持ちにはなりませんが数十年後の老後資金としては困ることはないと思います。