【文房具】Yookers「フェルトペン YOOKERS-CORUS」レビュー

概要


クラウドファンディングで「フェルトペン YOOKERS-CORUS」と言うペンの募集をしていたんで出資をしてみました。
私はCAMPFIREで2019年3月26日に申し込み、2019年5月7日ごろ届いていました。
お値段は下記の物がセットで5,096円でした。

  • YOOKERS-CORUSペン・・・1本
  • ペン先・・・1本
  • ギフトボックス・・・1個
  • 本革レザーケース・・・1個
  • カートリッジインク式(青)・・・6個
  • 吸入式インク(金属)・・・1個

ペン本体のカラーバリエーションは

  • シャイニーブラック
  • シャイニーレッド
  • パールホワイト

の3色になっています。

スペック


詳細な商品情報は下記の通りです。

  • ブランド:Yookers
  • カラー:シャイニーブラック / ガンパーツ
         シャイニーレッド / シャイニークロームパーツ
         パールホワイト / シャイニークロームパーツ
  • サイズ:0.8mm、1.0mm、1.2mm、1.4mm
  • 開き方:クリックキャップ
  • 素材:真鍮
  • 重量:35g
  • サイズ:長さ(キャップなし)140 mm
             長さ(キャップ付き)162mm

外装


クリックポストで小さなダンボール的なものに入って直接ポストに届いていました。

開封


さて、開封。特に緩衝剤とかはなく直接箱の中に「本体」「付属品」「ケース」が入っていました。


英語ですが、お礼のお手紙的なものが入っていました。
マニュアルと言うは無いみたいですが、万年筆を扱ったことがある人は特に困ることはないでしょう。


本体を収納するケース。正直言ってかなり安っぽい感じがします。
個人的には使わないと思います。


カートリッジインクとペン先とコンバーター。
コンバーターはインク壺を使用する際に吸引させて使うやつですね。
個人的にはカートリッジインクのほうが気楽なのでそっちを使う予定です。


いよいよ本体のお目見え。
外装は驚きの白さ。


さらに開封すると次は黒いパッケージがお目見え。
Cを半分にしたみたいなマークとブランド名が入っています。


箱を開けるとようやく本体のお目見え。
今回は赤色にしました。なかなかいい艶があっていい色をしています。


デザイン自体は全体的に直線と言った感じで天地で丸みはあまりないデザインになっています。
ここら辺は好みのですかね。


ペン先。インクをセットしていないのでペン先はまだ白いままです。
キャップはカチッとはめるタイプのもので書くときはササッと書くことが出来ます。
キャップ自体もやや重みがあるのでお尻にはめて重心バランスを調整するのにも役立ちます。

どうでもいいですが、ねじ式でないカチッとはめるタイプのことを嵌合(がんごう)式と言うらしいです。
初めて知りました。


今回は0.8㎜と1.2㎜のペン先のものを購入しました。
細かい日本語を確認は細いほうが得意です。
ペン先がどの太さなのかは刻印がされていてわかりやすいですが、人によっては安っぽく感じてしまうかもしれません。


コンバーターとカートリッジインク。インクには刻印等が無いのでどこのメーカーなのかはよくわかりません。
カートリッジ自体は欧州仕様と言うことで幅広いインクを使用することが出来ます。


コンバーターとカートリッジインクをセットしてみました。
コンバーターは使う用事はないのであくまでイメージ。実際はカートリッジインクを使用していきます。
セットの仕方ですが、ペン先を外してやや力を込めてぐいっと差すとセット完了です。
この時、ペン先をつぶさないように注意しましょう。


カートリッジインクを差した瞬間ペン先が白から黒っぽく色が変わりました。
浸透力はかなり高そうです。

書いてみた


実際に書いてみました。なんでしょう。とても新しい感覚です。
既存のボールペン・鉛筆・シャープペンどれをとっても違う感じの書き心地。
引っかかりもなくすーっと書くことが出来ます。

感触的に近いのは蛍光ペンの先が細いほうをかなりなめらかにしたような感じでしょうか。
感触を正しく伝えられませんが、とにかくいい書き心地です。

付属のインク自体は万年筆っぽく若干乾くのが遅く感じました。
書いてすぐ指でするとインクが擦れてしまいますが、ワンテンポ置けば大丈夫でした。
ここら辺の好みは、別メーカーの物を探すのが良いかと思います。
滲みはほとんどありませんが、0.8㎜でも漢字を書くにはやや太いのであまり細かい小さな感じはつぶれてしまいそうな感じがしました。
ここら辺はインクを変えて試してみたいですが、スケジュール帳みたいに細かく書くには向いていない感じです。

軽い傷?


1点気づいたのが、上記写真で青丸部分に1㎜ぐらいの傷が入っていたぐらいですかね。
正直言って、最初っからついていたのか開封後何らかの原因で付いてしまったのかは不明で何とも言えません。
どの道、使ってく上で傷はつくのであまり気にしてませんが。

最後に


ペン自体は通常価格10,800円とボールペンとしてはかなり高めの分類になると思います。
今回は、クラウドファンディングで安かったので買いましたが1万円するのであれば別の物を買ったかもしれません。
フェルトペンと新しい言う書き心地で言うと1万円ぐらいの価値があるのかもしれませんが体験してみないと難しいところではあります。

技術的にはマジックインキのペン先を超細くしたようなものなのでおそらく目新しい技術を利用した物ではないと思いますが(たぶん)、もうちょっと価格が安ければなと思いました。
ただ、ボールペンと違い万年筆用インクを使うことが出来かつコンバーターを使うことにより幅広いインクを選び遊ぶことが出来るのは文房具好きにはたまらないものがあるのではないでしょうか。
クラウドファンディングでの先行的な発売なのでまだ、普通には購入することが出来ません。
前作のフェルトペンは普通に購入することが出来ますのでもし気になるようでしたら検討してみるのもよいかと思います。