【乾麺】兵庫県手延素麺協同組合「手延素麺 揖保乃糸 特級品」レビュー

概要


そうめんと言えば、揖保乃糸が有名だと思います。
普段スーパーで売っているのは普通の赤帯と言うやつですが今回は高級品である黒帯バージョンを買ってみました。

2021年7月17日に1,760円でAmazonで購入しました。
50gの13束入っています。

揖保乃糸とは


この記事を書いていて初めて知ったのですが、揖保乃糸ってブランドなんですね。
兵庫県内を流れる揖保川の周囲にある約410軒の生産者が、商品ラインアップに合わせた規格のそうめんを生産しています。
そして兵庫県手延素麺協同組合が検査して合格したそうめんだけが揖保乃糸を名乗れるそうです。
製造は「株式会社高田商店」という所でした。

バージョン

三神

上質の原料小麦粉を使用し、組合が選抜指定した数軒の熟練した製造者にしかつくれないため、製造量は「揖保乃糸」全体のごく僅かです。手延そうめん「揖保乃糸」の最高級品です。

太さ/麺の長さ
0.55〜0.60mm/19cm
一束の本数/重量
約550本/50g
製造時期
12月下旬〜翌2
特級 上質の原料小麦粉を使用して、厳寒期(12月〜翌年2月)につくられる絶品です。

製造は組合が選抜指定した熟練製造者に限定されています。贈答用として最もご愛顧頂いている名品です。

太さ/麺の長さ
0.65〜0.70mm/19cm
一束の本数/重量
約480本/50g
製造時期
12月〜翌2月
縒つむぎ
国内産小麦だけを使用したそうめんです。絹のように輝く細さと、ゆがいた後の麺のつやも良く、もちもちとした食感、そして小麦本来の風味が味わえる逸品です。
太さ/麺の長さ
0.70〜0.80mm/19cm
一束の本数/重量
約400本/50g
製造時期
12月〜翌3月
播州小麦 素材の播州小麦の特性は、丹精込めて育まれた、粘りが持ち味の小麦「ふくほのか」と、弾力性のある小麦「ゆめちから」を使用し、小麦の旨味を最大限ひきだすブレンドで、更に美味しい手延べそうめんへと生まれ変わりました。

兵庫県内小麦生産農家のたゆまぬ努力で生まれ、結実した小麦。この類まれなる素材を、大切に、丹念に伝統の技で磨き込まれた”もちもち”とした食感と播州小麦独特の風味は、まさに播州手延べそうめんの礎を思い起こさせる、懐かしくも深い味わい。

太さ/麺の長さ
0.90〜1.10mm/19cm
一束の重量/本数
約300本/50g
製造時期
11月〜翌3月
熟成麺

「揖保乃糸」の職人技の伝承を目的に誕生した、厚生労働省認定の国家資格である「製麺技能士」有資格者謹製の手延べそうめんです。製造後1年間、組合専用倉庫にてゆっくりと熟成させた手延べそうめんです。

太さ/麺の長さ
0.70〜0.90mm/19cm
一束の本数/重量
約400本/50g
製造時期
12月〜翌3月
上級 「揖保乃糸」の中で歴史のある帯の手延べそうめんです。伝統製法を活かし製品になるまで熟成と延ばしを繰り返し11工程を経て造りあげます。全生産量のおよそ80%を占め、最もご愛顧頂いている名品です。
太さ/麺の長さ
0.70〜0.90mm/19cm
一束の本数/重量
約400本/50g
製造時期
10月〜翌4月
太づくり
受け継がれた技が生みだした清新の風味の逸品。 原料に北海道産小麦「きたほなみ」を使用し、明るく冴えた色調でもちもちとした食感。培った手延べ製法を活かし、本来の手延べそうめんより少し太くすることで、心地よい歯切れのある手延べそうめんに仕上げました。 北海道の広大な大地で育った小麦からつくりだした「揖保乃糸 太づくり」。
太さ/麺の長さ
1.10〜1.50mm/19cm
一束の本数/重量
約270本/80g
製造時期
5月・9月

by 揖保乃糸

開封


木箱っぽいところにダイレクトで入っていました。
スーパーだと当然ですがビニールの外装に入っていますが高級バージョンだとそういう梱包は無いようです。


こんな感じでフィルムみたいのに包まれています。

実食


とりあえず、食べます。
そうめんなので1分ぐらい茹でて、水でしっかりとぬめりを取ります。


出来ました!確かにうまい。
けど、普通の赤帯の揖保乃糸と違いが全く分かりません!!

比較


ということで、スーパーで普通の赤帯を買ってきました。
普通と言っても上級品と言う扱い。


左が上級(赤帯)で右が特級品(黒帯)です。
太さの違いは写真で見てもなんとなく細いのが分かりますね。
数値上で言うとこんな感じで違ってきています。

  • 0.70〜0.90mm(上級)
  • 0.65〜0.70mm(特級)


茹でてみました。
んー。見た目がなんとなく違うというか違わないというか…


ただ、食べてみると違いがはっきりと分かりますね。
赤帯は口当たりが太く黒帯は細いというのがはっきりと感じます。
まぁ、味は変わらないですが細い分さらにすんなりいけるそんな感じ。
口あたりが軽いというかなんというか。

最後に


特級品を単体で食べたときは、正直言って普通のと違いが全く分かりませんでした。
比較用で赤帯を買いましたが、一緒に食べると違いがはっきり分かってそこそこの驚きがあります。
ほんのちょっと細いだけでこうも変わるもんなんですね。
違いをよく分かりたい方は上級品も一緒に買ってみることをお勧めします。