【米国株】MMM(スリーエム)を手放しました

ばいばい、スリーエム


スリーエムと言えば知っているか知らないか分かりませんがポストイットを作っている会社と言えば製品名ぐらいは聞いたことあると思います。
そんなスリーエムですが、米国株を始めた当初に買っていましたが、個別銘柄整理のために手放すことにしました。

コングロマリットだから

大きな理由の一つとしては、「コングロマリット」だからです。
コングロマリットとは異業種の会社まで合併などで吸収し、多種類の事業を営む大企業や複合企業のことを言います。
日本ではあまりないですかね?こういう系統の会社。
ちょっと違いますが、ヤマハなんかが日本だと近いかもしれません。(別に合併したわけじゃないので違いますけど)

ヤマハの歴史
・最初は輸入ピアノの修理→楽器関係作る
・楽器やってた流れで電子楽器も作る→DSPも作る
・DSPを他に利用しようとして→ルーター作る
という流れで、楽器、電子機器、ネットワーク関係の製品を作るようになった。

じゃ、なんで発動機や家具とかも作ってるかというと、

・ピアノの修理で木工のノウハウが溜まる→家具を作る→住宅設備も作る
・戦時中に軍から「家具作ってるんだから木製のプロペラ作れるだろ」といわれて戦闘機のプロペラ作る→ついでにエンジンも作る
・エンジン作ったから→バイクも作る
・エンジン作ったから→船も作る→船体作るのにFRPを作る
・FRPを利用して→ウォータースライダー→ついでにプールも作る
・プールの水濁ったんで→浄水器作る
・失敗作の浄水器で藻が大繁殖→藻の養殖始める→バイオ事業化

(出典不明)

コングロマリットの何が問題なのかと言うと、会社のこと(ここではスリーエム)のことを理解しきれない点になります。
仮に、ポストイットのみを作っていればそこだけ考えておけばいいんですが少なくとも今のスリーエムは化学・電気素材を中心に約6万種類の製品数、4万以上の特許取得とアイデアを電気電子・電力・通信関連、建築・ディスプレイ関連、ヘルスケア、セーフティ・セキュリティ関連、自動車・交通関連、産業関連、オフィス関連、ホーム&レジャーに展開するぐらいな複合企業になっておりそれらの製品がどのようなリスクや将来的な成長につながるのかが追いきれないんです。

乗り換え先はKO

と言うことで、個人的な投資方針に沿っていないということで有名企業と言うだけで当初購入したMMM株を全部売却しKO株を買い足すことにしました。
ちなみに、KOはコカ・コーラです。コカ・コーラと言えばノン・アルコール飲料の世界最大メーカーですね。