【エアガン】VFC/UMAREX「グロック19X」レビュー

概要


東京マルイのグロック19を買いましたが、UMAREX(VFC?)から最新のグロック19Xが出るということで思わず買ってしまいました。
本体の色はコヨーテタンカラーとなっています。
世界販売で在庫がだいぶ少なかったんですが、予約したお店が頑張ってくれたおかげで何とか入手できました。


予備マガジンもね!
本体は14,175円でマガジンは3,974円でした。
ちなみに東京マルイのグロック19は第3世代です。

VFC?UMAREX?

どっちがどっちなのか紛らわしいですが、簡単に調べたら

  • UMAREX
    ドイツに本拠地を置く什器関連のライセンス会社
  • VFC
    台湾のトイガンメーカー

ということで、ライセンス周りはUMAREXで製造はVFCですな。
なので、ライセンス系のものはVFC以外のメーカーでもUMAREXの名前が出てくることがあるそうです。

仕様

今までのグロックと違い、グロック19XはG19サイズのスライドとG17サイズのフレームを組み合わせたグロック社初のクロスオーバーモデルとなります。
UMAREXの他のモデルを持っていないので何とも言えませんが、リコイルが30%アップしているそうです。
なお、下記はUMAREXのグロック19Xのスペックです。

全長 175㎜
重量 630g
装弾数 22+1
インナーバレル長 85㎜
パワーソース HFC134a
スライド メタル
フレーム 樹脂

注意点

注意点ですが、VFCがUMAREX G19XにCO2マガジンを絶対に使用しないよう求めています。
使用した場合、ブローバック機構に深刻なダメージを与えるそうです。

外箱


まずは外箱から見ていきます。
「PERFECTION」と書いてある通り、完璧です。
グロック社の正式ライセンス。


UMAREXのホログラムが反射してみずらいですが、シリアルとかが書いてあります。
一応の銃刀法に対応した日本バージョンです。


ガスブローバックで通常の6㎜。


横側。


オフィシャルライセンス。


裏側。


販売はアジア限定らしいです。

開封


開封です。どうでもいいですが海外エアガンは初めてです。
ビニール袋に入っていました。


マニュアルと六角レンチが付属します。
いわゆるお試しBB弾はついてこないみたいです。
六角レンチはホップアップ調整に使用します。


こんな感じ。
全てがコヨーテタンカラーではなく部分的に黒色のパーツが使用されています。
フレームとスライドは素材の違いを表現したいのか微妙にカラーリングが異なります。


反対側。


どうでもいいですが、ものすごいてかてかです。


中もてかっとしているみたい。


警告シールが。どこの国用なの側分かりませんが、16歳以上用らしいです。
ちなみに、日本は18歳から。


マニュアルには日本語の記載はありませんでした。
絵が入ったマニュアルはあるので普通にエアガンを触る人ならわかると思います。


付属の六角レンチはリコイルスプリングガイドの穴に突っ込んでぐりぐり回すとホップアップの調整ができます。
実銃でもこんな風に穴が開いているっぽいです。(何のためか知りませんが)

本体の細かいところ


グリップ部分。


左スライド前面。


スライド右側。小さくグロックの刻印が入っていたりします。
エキストラクターは別パーツ。


スライドオープン状態で右側。


下側。東京マルイみたいにマニュアルセーフティーはないみたい。


スライド上部。


グリップ前面。


マガジン下部。プレートに隠れてガス注入口は見えません。


フォロワーを逆?に下げるとプレートをずらすことができます。
勢いでプレートを外してしまってもスプリングが飛び出してこない親切仕様。
ガスの注入に関しては日本のガスガンと違いガスを入れても全く音がしません。
まじ不安。


マガジン前面。
フォロワーをちょこっと下げるだけでBB弾を入れることができるのは地味に便利です。
東京マルイのは完全にしたまで下げないとBB弾を入れることができないのは地味につらいんですよね。


オフィシャルライセンスということでここだけは実銃と刻印が違うと思います。

東京マルイとUMAREXの比較


せっかくなので東京マルイのグロック19 Gen3とUMAREXのグロック19Xの比較写真を載せておきます。


まず重ねてみました。あんまり変わらんと持っていましたが、東京マルイのを上にするとUMAREXのグリップが長いのが分かります。
さすがグロック17のフレーム。


下から見た感じ。東京マルイのはシリアル部分にマニュアルセイフティーがありますがUMAREXのにはありません。


UMAREXのにはランヤードリングがついています。


グリップ部分。指一本分ぐらい長いです。
フィンガーチャンネル等はなくなっています。


先端。東京マルイは金色でインナーバレルが見えます。
リコイルスプリングガイドもだいぶ違うのが分かります。
あと、わかりにくいかもしれませんがUMAREXのはスライド前面の角が落とされており、ホルスターに戻しやすくなっています。


トリガーガード。細かい滑り止めが違いますね。


後ろから見た感じ。リアサイトのデザインが違います。
個人的にはUMAREXのドットのほうが好きです。


比較とは違いますが、UMAREXのにはフロント・リアサイトに細かい刻印が入っています。


スライド上部。ちょこっと刻印が異なります。


こう見ると確かに長さが違うのが分かりますね。


マガジン後ろ側。もちろん装弾数の刻印も異なります。


マガジン上部。細かいところでちょくちょく違っています。


逆は無理でしたが、東京マルイのグロック19にUMAREXのグロック19Xのマガジンは一応ささりました。


続いて通常分解。リコイルスプリングがなかなか特徴的。


UMAREXのホップアップ部分とスライドストップ部分。
ホップアップ調整ダイヤルは銀色のやつで材質は亜鉛パーツらしい。
ここで回すこともでき、クリック感があります。
東京マルイのグロック19ではありましたが、UMAREXのはメタルスライドだからかスライドストップ部分に金属パーツでの補強はありませんでした。


スライド後部のブローバック部分。


リコイルスプリングを横から見るとこんな感じ。
東京マルイのはかなりおとなしい。


フレーム側のメカ。正直細かいところまではよく分らんので割愛。

予備マガジン


予備マガジンです。ついつい買っちゃいます。


本体と同じ台湾製で反射してますがUMAREXのロゴシールが貼ってあります。


予備マガジンだけ警告シールが貼ってあります。
精度の高いBB弾を使用してねと書いてあります。

重量

UMAREX グロック19X


マガジンのみ。ガスは中途半端に入っているので参考までに。

263.5g


本体のみ。

364.5g


二つ合わせて。

622.5g

東京マルイ グロック19 Gen3


マガジンのみ。こちらも中途半端にガスが入っています。

248.5g


本体のみ。

395.0g


二つ合わせて。

644.0g

実射


室温30℃湿度50%での実射。
最高75.0m/sでガス切れ直前で57.6m/sでした。
反動は東京マルイと比べて結構がつがつ来ます。

最後に


初の海外製エアガンでしたが、動作自体は普通でなかなか良かったです。
一番良かったのはスライドがメタルスライドのためかチャンバーと擦れ合ってカチャカチャ金属音がすることですかね。
東京マルイにない大きな特徴です。ブローバックの反動も東京マルイより大きく感じました。

一つ欠点というか海外あるあるですが海外の高圧仕様で注入音がしないためガスを入れているのかどうかが全く分からないところですかね。
それ以外は文句ない動作をしてくれるので満足です。お座敷シューターなので実際の性能は不明ですがそのうち試してみたいですね。
以上、今時点だとなかなか入手ができないのが難点ですが興味がある方は見かけたらすぐ買ってみてください。

[amazonjs asin=”B07QNJ55M9″ locale=”JP” title=”Umarex GlockAirsoft G19X GBBハンドガン (Coyote)”] [amazonjs asin=”B07QLKK43F” locale=”JP” title=”Umarex GlockAirsoft G19X スペアマガジン”]