新型コロナウイルスとOwnersbookの今後

案件がございません


不動産に特化したソーシャルレンディング「OwnersBook」ですが2020年5月20日の募集以降全く案件がありません。
と言うのも、説明するまでもないですが新型コロナウイルスの影響で不動産業界に大きく影響が出ていることが主たる原因かと思っています。
当然ながら、経済活動が鈍ると新しい建物を建てたいとか改築したいとかそういった人が減るわけですよね。
お店も会社も動かなければオフィスとかテナントとかも不要なんですし。
唯一、住宅系は必須と言えば必須ですがこのご時世に新規でマンションを建設しようとは思わないですよね。

不動産業界への影響


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あくまで見聞きした感じでの意見にはなりますが、オリンピックに関連してタワーマンション等を積極的に購入していた投資家がパンデミック宣言後に一気にいなくなったそうです。

投資物件以外でも減少がみられるようで賃貸と言った投資物件以外でも同様の流れが見られるようで、賃貸契約のキャンセルや相談件数の減少、入居日変更の希望が見られるそうです。

不動産の価格は確実に下がっていく


SBI証券の「東証REIT指数」を見てみると、ガクッと半分ぐらいまで下がっているのが分かります。
東証REIT指数は、実際の不動産市場に先立って価格が推移する傾向にあるため、不動産価格も東証REIT指数をなぞるように下落しているのがよくわかるかと思います。

何が問題なのか


結局のところ、Ownersbookで案件が無いと何が問題なのか。
そう、「投資用の現金が遊んでしまう」のです。
今現在Ownersbookで遊んでしまっている現金残高は約8万円。
そんなにソーシャルレンディングにつぎ込んでいるわけではないので恥ずかしいほど少ないです。
取り急ぎ、8月中に1件償還がされるのがあるためそこで1万円ほどが返ってくることになります。
なのでそれをもって払い戻し申請をしようかなーと今のところ考えています。


Ownersbookの場合、払い戻し手数料が330円も取られてしまうのがとても痛いのですが、現金を遊ばせておく方がよくないので…
一例で言うと、1万円の案件での利息予定額が755円になっています。
そこからさらに税金も引かれるので払い戻し手数料の330円はほぼ1案件の配当相当額にあたるのが何とも悲しい感じがします。