クラッシュ?
by Igor’sLAB
大人気で今も品薄が続くRTX3000シリーズですが、上位機種となる3080と3090にゲームがクラッシュするという問題があるようです。
原因としては、グラフィックボードにつけられてるコンデンサが関係しているそうです。
コンデンサ?
by Igor’sLAB
これが問題となっているコンデンサ部分。
たいていのグラフィックボードがバックプレートでカバーしていないためぱっと見で判別することが出来ます。
緑色の部分がMLCCで赤色の部分がSP-Capsというパーツ構成になっています。
簡単に言うとMLCCが高いパーツでSP-Capsが安いパーツと言うことらしいです。
つまり、左のグラボは高いパーツと安いパーツが混在していますが右のグラボは安いパーツのみで構成されていて安いパーツだと電圧をフィルタリングできずブーストクロックが2GHzを超えるとゲームがクラッシュするというのが本質らしいです。
今現在そうらしいと言われているのが安い奴6個で構成されているやつはクラッシュしやすいという所。
ただ、NVIDIAの最新のグラフィックドライバー(456.55)を導入するとブーストクロックが2GHzを超えないように制限をかけているそうでそういったクラッシュ問題は発生しないという話もあります。
とは言っていも、そもそもクラッシュしない高いパーツと安いパーツ混在のほうを選んどけば安心と言えば安心ですよね。
ASUSのTUF-RTX3080-10G-GAMINGが最強?
by ASUS
現時点で、ASUSのTUF-RTX3080-10G-GAMINGの裏面を見ると6ユニットすべてが高いパーツで構成されています。
さすがASUS。すごいよね。
とは言うものの、高いパーツオンリーだとそれはそれでデメリットもあるらしいのでバランスをとるかが難しそうですね。
現時点では
各メーカーともに今のところリコールと言ったことはしていないようです。
MSIなんかはこっそりとリビジョンを更新し高いパーツと安パーツを混ぜ合わせた対策バージョンが出ているということらしいです。
今現在は公式のドライバーで対策が取られているので気にするなと言うことだとは思いますが気になる人はバックプレートがどういうやつか見るかASUSのやつを買っとくのがいいのかもしれません。
なお、上記でも言いましたが高いパーツだからいい(温度特性が悪いとか)とか安いパーツだから悪い(その分耐久性は高いとか)ということではなくそれぞれのパーツに特徴があるのでそこら辺のバランスが大事なのではないかと思います。
NVIDIAも「グループ化の適切な数は、デザインによって異なる場合があり、必ずしも品質を示すものではありません。」と言っているようですしね。
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