Windows10でアプリが使用するGPUを固定してみる

iGPUとGPU


うちのPCはいまだにIntel第7世代ですが、CPUにGPUを内蔵しています。
ディスプレイも2枚あり、メインはGeforceのほうにつなぎサブはマザーボードにつないでいます。
これにより、CPU内蔵のGPUも余らすことなく使えていると思っていましたが、実はそうではないことに最近気づきました。

タスクマネージャーで見てもサブディスプレイに表示させているほうも本来であればCPU内蔵グラフィックで処理してほしいところをGeforce側で処理されてしまっています。

実際に固定してみる

ということで、さっそく固定してみることに。

  1. 「スタート」→「歯車マーク(設定)」→「システム」を選択します。
  2. デフォルト「ディスプレイ」になっていると思います。
    うちではディスプレイ1がGeforce RTX3090でディスプレイ2がCPU内蔵グラフィックにつないでいます。
  3. 下までぐりぐり行って「グラフィックの設定」を選択。
  4. 「基本設定を指定するアプリを選択します」で「デスクトップアプリ」か「Microsoft Storeアプリ」を選択します。
    「デスクトップアプリ」の場合は「参照」を選択し、「Microsoft Storeアプリ」の場合は「アプリを選ぶ」から選びます。
  5. 今回はVLCを選択し追加しました。「オプション」を選択します。
  6. デフォルトはWindowsが自動で選ぶになっているのでそれをIntelの内臓GPUに固定します。
  7. すると分かりにくいですが、タスクマネージャーで見てもGPU0(内臓GPU)が使われているのが分かります。

簡単でした

まぁ、設定は簡単でしたね。欠点と言うかなんというか、内臓GPUよりさすがに3090のほうが火力は高いのでもしかしたら内蔵GPUに処理させると処理落ちが出るかもしれませんが、今どきの内臓GPUもそこそこ火力があるので気にはならないかなと。
気になるのであれば戻せばいいだけだし。

ちなみに…


Geforceの場合、NVIDIAコントロールパネルでも似たような設定ができるみたいですがWindowsの設定画面でやったほうが見やすいし楽なのでそちらをお勧めします。