マヌカハニーの選び方

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マヌカハニーとは


マヌカハニーって知ってます？最近なんとなくマヌカハニーを購入してみたんですが、パッケージを見ていろいろ疑問に思うところがあったのでいろいろ調べてみました。
そもそものマヌカハニーなんですが、蜂蜜の一種で簡単で言うと「マヌカ」という木になる花をハチが蜜にしたのが「マヌカハニー」になります。

よくスーパーで売られている普通の蜂蜜とどう違うかと言うと見た目や香りもかなり違いますが何より違うのが普通の蜂蜜より超殺菌能力が高い。らしい。
具体的には「メチルグリオキサール」というのが入っているらしく黄色ブドウ球菌・ピロリ菌などなどにも効くそうです。
ちなみに、普通の蜂蜜でも殺菌効果（過酸化水素というもの）はありますが体内に入ると酸素により分解されるので、殺菌作用としてはあまりないらしいです。（マヌカハニーの場合はそれが無いそうです）

まぁ、詳しい話はググってみてね…

意外と難しい選び方


そこで試しにiHerbでどんなものかと調べてみたらまぁ、いろいろ種類がありますね。
まず、お値段なんですがマヌカハニーの場合500g4000円前後とそこそこお値段がします。
Amazonで試しに普通の蜂蜜を検索してみたらスーパーで売っている有名どころでも1000g1300円と比べるまでもなく高いですよね。

ニュージーランド政府公認のブランド

そんなマヌカハニーですが、ニュージーランド政府が公認する3つのブランドがあることが分かりました。

UMF（Unique Manuka Factor）

マヌカハニーの抗菌作用を示す規格として最初に生まれた規格で消毒液のフェノール溶液と比べてどのくらい効果があるかを数値で表したのものになります。

「UMF10+」と書いてあった場合、「10%フェノール溶液と同じ効果がある」と言うことになります。

MGO（Methyl Gly Oxal）

「MGO」のブランドマークは、「メチルグリオキサール」含有量を表示した規格になります。
先のUMFはまだメチルグリオキサールが分からなかった時代だったので消毒液との比較でしたがMGOは実際に含んだ量の数値をより直接的に表したものになります。

「MGO100+」と書いてあった場合、「1kg当たり100mg」のメチルグリオキサールを含んでいるということになります。

MGS（Molan Gold Standard）

「UMF」の最新版が「MGS」。基本的にUMFと同じ測定方法なのですが、それ以外にプラスして、純度や加熱処理・添加物の有無なども検査対象となっているようです。
ちなみに、略語にある「Molan」は「UMF」を生み出したピーター・モラン博士のお名前です。

「MGS」はどんなマヌカハニーでも認定を得られるという特徴があります。
ブランドにこだわらず高品質のマヌカハニーを流通させたいという思いがあるようです。

独自系？のブランド

最近では上記3つ以外のブランドも登場してきているみたいです。

NPA（Non-Peroxide Activity）

UMFと同じ検査をしているためUMF同等と言われています。
ただし、この規格は協会に加盟していなくてもラベルに表記することが出来るので、協会費用を抑えることが出来るので消費者に安価で流通させることが出来るメリットがあるそうです。

まぁ、なので基本的に加盟金を払うのが嫌な会社群がつけている指標ともいえるので安心できるのか？と言われると疑問になっちゃいますね。

K Factor

ウェダースプーン社が独自開発した評価指数で、同社の商標であり他の会社が使用することはできないそうです。
いままでのUMFやMGOと全く違う評価方法で、殺菌力を表すものではなく花粉の含有量をベースにした指標とのことです。

TA（Total Activity）

最後にTAと呼ばれている評価指数。こちらはマヌカハニーだけではなくその他の普通の蜂蜜でも使われる指数になります。
なので、メチルグリオキサールだけの値ではなくそれプラス蜂蜜本来の殺菌力である過酸化水素を足した抗菌活性を表したもになります。

なので、「TA20+」と書いてあるからと言ってマヌカハニー特有の「メチルグリオキサール」が入っているとは限らないという点に注意しましょう。

結局のところ


日本の電子マネーの乱立っぷりもそうですが、結局のところこういう規格がたくさん出てくるのは消費者には迷惑ですよね。
結局どれを買えばいいのと言うと、おすすめなのはニュージーランド政府公認の「UMF」「MGO」「MGS」なんじゃないでしょうか。
どのマークの商品も一定の品質をクリアしていているので規格によるクオリティの差はないのかなと思っています。

では、そのほかの規格のマヌカハニーは粗悪だったり偽物なのかと言われるとそれはちょっと違うのかな思ってしまいます。
とはいえ、マヌカハニーを買う上でその効能を求めて買うわけですからそれを確かに表した規格物を買うのが簡単明確でいいのではないかなと個人的に思います。