【失敗編】うちのブログをIPv6対応にしてみる

IPv6化?


超どうでもいいですが、IPv6って無駄におしゃれなロゴがあるんですね。
IPアドレスが枯渇枯渇といわれはや何年たっているんだと言われているやつですが、うちのインターネット回線をIPoEにするついでにうちのブログもIPv6アドレス対応にしてみようふと思いました。

なお、タイトルにもある通り失敗する内容です。

IPv6とは

まぁ、ここに来る人で知らない人はいないと思いますんでざっくり書いておきます。

使用可能アドレスがたくさん

  • IPv4(32bit)・・・約43億個しかない
  • IPv6(128bit)・・・約340澗個ある

実際の桁数?にすると下記のような感じになります。

IPv4:2の32乗=4,294,967,296個
IPv6:2の128乗=340,282,366,920,938,463,463,374,607,431,768,211,456個

メリット・デメリットをまとめる

  1. IPアドレスたくさん
  2. IPv6はセキュリティがしっかりしていると言われているけど実際は?
  3. IPv4と相互通信が出来ない
  4. IPアドレスを覚えるのがめんどい

確認サイトで確認してみる

ドメインを入れるとチェックしてくれるサイトがありましたのでそちらで事前に確認してみます。

  1. 「domain」の欄に確認サイトのドメインを入力。
  2. 「Query」の欄を「AAAA(IPv6 address)」にして「Look it up」を押す。

うちのサイト(ダメな例)


だめです!

Youtube(成功例)


ヨシ!
みんな大好きYoutubeではIPv6のアドレスが表示されました。

ドメインのIPv6アドレス設定

と言うことで、いま所有しているドメイン「fiveworks.jp」にIPv6の設定をしてみます。
ちなみに、ドメイン自体はさくらインターネットで契約をしています。
サーバー自体はエックスサーバーで契約をしていて、DNS側でAレコードで飛ばしています。
詳細設定を見る感じだと設定自体は超簡単で、サーバーコントロールにログインしドメインメニューからIPv6を使うとすればOKみたいです。
詳しいやり方は公式の詳細設定を見て見てください。


と言うことで、ぽちっとチェックボックスにチェックを入れて保存しました。
反映にどのくらい時間がかかるかは分かりませんが、1日開けておけば余裕で大丈夫かと思います。

ダメです!!


1時間後ぐらいにはチェックするとIPv6の設定が入っていました。
よしよしと思い、可動確認をするために自分のブログにアクセスしてみると・・・


Webページにアクセスが出来なくなってしまいました!!!
むむむと思って、IPv4の値を見てみるとエックスサーバーではなくさくらのIPアドレスになっているではないですか。
さくらのドメインからDNS設定を見てみると、どうやら一部DNS設定が初期化されるようでエックスサーバーのIPアドレスが設定されていたAレコードとMXレコードがさくらのデフォルトへと変更されていました。

よくよく考えると、今のサーバーはエックスサーバーを使っているのでさくらインターネット側でIPv6の設定をする必要ってないんですよね。
エックスサーバー側のIPv6アドレスを入手してさくらのほうにAAAAレコードを入れてあげなければいけません。

エックスサーバーでIPv6は無い!

と言うことで、エックスサーバー側でIPv6なるものがあるかどうか調査をしてみました。
結果は無い!はい、おわりー。
と言うことで、エックスサーバーで運営している以上は今時点ではサイトのIPv6化をすることが出来ないということが分かりました。
まさかDNSが一部初期化するとは思いもせず、表示されない時はヒヤッとしてしまいました。