ふるさと納税をしたら住民税課税決定通知書を確認しよう

控除されたかな?


今年も、住民税課税決定通知書が送られてくる時期となりました。
ふるさと納税をしている人は忘れたころに控除される住民税ですがはたして本当に住民税が控除されたかどうか確認してみましょう。

なお、住民税は後払いとなっており、1年が終了した後に「すべての収入・所得控除・税額控除等をふまえた正確な住民税が決定してから支払い」となります。
各自治体による住民税の計算が終わった5月ごろに、「住民税決定通知書」が出されます。

確認

ワンストップ特例制度を使った場合


住民税決定通知書の左下にある「摘要」という欄を確認します。
うちの場合、「摘要」とは書かれていませんがとにかく左下の欄になります。
そこに摘要の欄に「寄附金税額控除額: 43,002円」と書かれてありますので、その金額を確認しましょう。
この金額が、「ふるさと納税で寄付した金額-2,000円」なっていれば、問題なく控除がおこなわれています。


また、通知書の真ん中らへんにあるところで市町村と道府県の税額控除額を確認することが出来ます。
ただ、こちらは調整控除という税額控除も入っているので注意してください。

メモがてら

2020年にふるさと納税したものと金額は下記の通りでした。

  • 『丑の日までにお届け!!』うなぎ蒲焼2尾(計300g以上)国産 都農町加工品 10,000円
  • 【ふるさと納税】【ふるさと納税で支援】オリーブ牛ロースステーキ500g 20,000円
  • 【ふるさと納税】あづまジンギスカンBセット(ロースジンギスカン400g×2 あづまジンギスカン400g×2)  15,000円

10,000+20,000+15,000-2,000=43,000となります。
謎の端数はありますが、金額どおりが控除されていることが分かりました。

確定申告した場合

確定申告を行った場合は、所得税の還付と住民税の控除が行われます。
所得税に関しては、確定申告書の控え「還付される税金」欄に還付額が記載されています。
住民税に関しては、市区町村から6月ごろに郵送で送られてくる「住民税決定通知書」の金額をご確認ください。
所得税の還付金額と住民税の控除金額の合計が、「ふるさと納税で寄付をした金額-2,000円」になっていれば、問題ありません。